徳島新聞 女性クラブ

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お知らせ

2015年8月27日木曜日

徳島新聞女性クラブトークイベント 石田純一さん

2015/6/4付 徳島新聞朝刊暮らし面掲載


「夢を持ち続けることの大切さを子どもたちに
教えてあげてほしい」と呼び掛ける石田さん
=徳島市のアスティとくしま
 徳島市のアスティとくしまで開かれた女性向け会員クラブ「徳島新聞女性クラブ」のトークイベント。出演した俳優の石田純一さんは「心には想像している以上のパワーがある。強く思い続ければ何事も実現していく」と語り、夢に向かって努力していくことの大切さを訴えた。要旨は次の通り。(萬木竜一郎)

心にはパワーがある
夢に向かう努力 大切


 年齢を重ねるにつれ、しわや肉が増えていく。しかし、それだけではない。考え方次第で、すてきな人間になることができる。昨日よりも今日、今日よりも明日、少しでも人に優しく、親切にしていこう。時間は敵だ、と考える必要はない。それを味方にできる人こそがすてきになれる。
 詩人サミュエル・ウルマンは「青春」という作品の中で、「青春とは人生のある時期を言うのではなく、心の様相を言うのだ」といっている。つまり、60歳になっても若い人がいるし、20歳でも老けている人がいるということ。豊かな想像力やたくましい意思、燃えるような情熱を持ち続け、理想を抱いている人は若い。逆に不安や恐怖、疑念などに、がんじがらめになっている人は老けていくものだ。
 僕は特に楽天的で、やるべきことをやり、後は天に任せる方だ。勝ち負けにこだわりすぎると、人は卑しい考え方になる。座右の銘は「恐れるな、怠るな」。良い結果を出すためには、日ごろからの準備が大事になる。
 本を読むことが一番好きだ。知識は無限に身に付けることができる。真の知性はひけらかすものではなく、人を和ませたり、幸せな気分にさせたりするためにある。ハートフルな言葉で相手の心のバケツをいっぱいにしてあげたら、互いに幸せになるだろう。
 人間関係を良くするコツの一つに、会話の”さしすせそ“がある。相手が何か言ったとき「さすが」「信じられない」「すごい」「せっかくですから」「そうなんだ」と答えながら聞いてあげると、相手は幸せな気分になる。
 20代のころから、ずっと思ってきたことがある。私たちの心は実は想像している以上のパワーがあり、強く思い続ければ何事も実現していくということ。大学を出て、この世界に入るとき、周囲はみんな「無理だ」「目を覚ませ」と反対した。普通の学生だった僕が強く思い続けることで、多くのことを実現させてきた。心の中心にある核やコアといった部分に思いを強く持ち続け、それを実現することにどれだけ集中するかが大事になる。
 未来は希望で、夢は原動力やエネルギー。夢を持ち続けることの大切さを、子どもたちに教えてあげてほしい。限界は自分の心の中にあるだけで、実際にはない。工夫すれば、可能性はいくらでも広がっていくものだ。